すがたを変える水(雪って)
公開日: 2016年1月26日火曜日
先日、西日本にも大きな寒波がやってきました。
その影響で、学校も雪でまっ白になってしまいました。
子どもたちと「水の三態変化」について学習したばかりだったので、
次のような質問をしてみました。
教師:雪って水がどうなったものなか?
子ども:水が凍ったもの。水が冷やされて固まって氷に・・・。ん、氷?
うん、水が冷やされて氷の結晶になったもの。
目に見えて、形が変わらないから固体!
教師:そうだよね。じゃあ、どうやって降ってきたのかな?
子ども:空気中の水蒸気が、上に上がって冷やされて雲になって、
更に冷やされて雨になって、もっともっと冷やされて雪になって
降ってきたと思う。
教師:なるほど。じゃあ、水の状態の変化で言うとどう言えるの?
子ども:気体が冷やされて液体になって、更に冷やされて固体になったって言える。
そして、雪(固体)が解けてまた気体になるってこと。
あっ、繰り返してる!・・・うん、うん。
このように、子どもたちは、身近な自然の事象を自分たちが学習したことと結びつけ、話していました。そして、子どもたちはこんなことを言い出しました。
子ども:これ(雪)が水なんだから、温かくなってとけたら、かなりの水になっちゃう。
そうしたら、運動場がプールになっちゃうんじゃない?
そりゃ大変だ〜!
とても豊かな発想をくりひろげてくれる子どもたちでした。
この雪のおかげで、ちょっと生活が大変になりましたが、子どもたちの楽しい学びが生まれました。
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