モデルで表し納得する①「空気編」 4年「ものの温度と体積変化」

公開日: 2016年2月16日火曜日

 試験管に石鹸膜で空気を閉じ込め温め、体積変化を観察した子どもたちは、中の空気が大きくなると考え始めました。(これまでの続き)
 そこで、班ごとに空気が抜けているゴムボールを渡して、このボールを膨らませることができるのか実験をさせてみた。子どもたちは、少しなら膨らませることができると予想し実験を行いました。


ボールを温める実験の様子



 この実験の結果、ボールをお湯に付けると予想以上に膨らみ、子どもたちは「うわ〜」「パンパンになった!」と声を上げ驚いていました。

モデルをつかってまとめたノート
 そして、空気を温めたときの体積変化をモデルで表現し、右図のようにノートにまとめていきました

 この時、試験管の空気の膨張とボールの空気の膨張から、子どもたちは一つの空気の体積が大きくなるイメージを全体が均等に膨らむイメージで表現し、空気の「体積が大きくなる」=「膨らむ」という見方や考え方がもてるようになりました。



膨らむイメージで体積変化を捉える






 そして、授業の最後に、振り返りを書かせました。
この振り返りの中で、空気でっぽうの学習を思い出した子どもたちは、水ではどうなるのだろうか?と疑問をもち始めていました。そこで、「水ではどうなるのだろうか?」と問題を設定して、次時につなげることにしたのでした。
(次号から水の体積変化へ・・・・)
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