4年理科 ものの温度と体積変化 実践紹介③「本当に温めたらのびるの?」

公開日: 2016年2月4日木曜日

「あたためると玉が飛ぶのはどうしてだろう」という課題について、
一人一人の考えをノートに書かせたところ。
子どもたちは、次のようなイメージで表現し、自分の考えを出していきました。
空気がふえる
湯気で空気が押し上げられる

空気が伸びる(膨らむ)
 子どもたちは次のように説明していきます。
 C1:僕は、温められると、空気が増えてパンパンになって飛ぶんだと思います。
 C:質問ですけど、空気が増えることはないと思います。なぜなら、温めて空気がふえるなら、空気がなくなりそうなときは、温めればいいことになりますよね。そうしたら、夏は空気が多くて、冬は空気が少ないってことになるから、そんなことはないと思います。
 C2:僕の考えは、湯気が出ているじゃないですか。だから、その勢いに押されて飛ぶんだと思います。だって、筒がくもっていたから。
 C:でもそれだったら、後玉が押されているはずだけど、後玉は動いていないよ。
 C2:筒と玉の小さい隙間から入ってくる。
 C3:そうかな? 私は、筒の中の空気が暑くなって伸びたんだと思います。だって、空気は筒に閉じ込めているから、他の空気や水蒸気が入ってくることはないから、そして、空気でっぽうの実験のとき、空気は伸び縮みしていたから。
 Cでも、本当にあたためたら伸びるの?
 C3:・・・・。

 このように、子どもたちは、温められると「空気が増える」「ゆげや熱に押される」「のびたり膨らんだりする」などと考えることども達が多くいました。


 この話し合いの中から、「隙間がない筒で試したらいい」という意見から、
次時は、試験管に空気を閉じ込めて温めてみることを確認して授業を終えました。

次回は、試験管で空気を温めてみる実験の様子を紹介します。
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