探れ!水溶液のちがい①

公開日: 2018年6月17日日曜日

6月9日(土)に行った公開授業,6年「水溶液の性質」の報告です。

当日はたくさんの先生方にお越しいただき,大変ありがとうございました。

本単元は,これまで塩酸や水酸化ナトリウム水溶液,食塩水など,それぞれの液性(酸性、中性、アルカリ性)において代表的な水溶液を用いて判別を行っていく展開がほとんどでした。

しかし,それでは子どもたちにとって身近なものとは言えず,教師が与えている感が否めないと考えました。

そこで,今回は子どもたちが身近にあると答えた水道水,食塩水,砂糖水,ミネラルウォーター,炭酸水,酢,石灰水(二酸化炭素の検出で数回使っていたため身近にあると答えたと思われる。)の7種類から5種類をばらばらに選んで各グループに渡し,判別していくことから始めました。

どれも無色透明のため,子どもたちは悪戦苦闘。「20分で大丈夫です。」とは言ったものの,結局どのグループも正解することはできませんでした・・・。

特に難しそうにしていたのが水道水とミネラルウォーターの違い。

見た目もにおいも同じ,リトマス紙でも区別できない。一体どうしたらいいのだろう・・・子どもたちは壁にぶつかってしまいました。

第1時の授業はここまでです。これから子どもたちはそれぞれのグループ毎に実験の方法を考え,水溶液のちがいを調べていきます。単元末には再度水溶液検定(水溶液の判別)を行いますが,その際は自分たちで問題を作って他のグループと解き合うという設定です。問題を出すには水溶液について詳しく知っておかなければ相手も納得してくれません。

さて今後どのような実験を考えていくのか乞うご期待。
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