3年理科 あかりのつくしくみ⑦ ~豆電球の中の回路って?~
公開日: 2016年3月21日月曜日
ソケットなしで豆電球のあかりがつく方法を確かめた子どもたち。豆電球の中にも回路は
あるのだろうか? いやいやあるはず! だってフィラメントが光っているのだから。子どもたちの視点はいよいよ豆電球の中へ・・・実験結果(豆電球の下と横に導線をつけるとフィラメントが光る)を確認し,見えない口
金部分の回路がどうなっているのか,予想をかくことにしました。
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りん :私は,豆電球のぐるぐるなっているところに合わせてぐるぐるにかきました。+極から行って-極に戻ってくるんだと思います(回路を指でなぞって説明する)。
たか :りんさんのは,豆電球の中に余分などう線を作っていると思って,こっちの方が簡単だと思います。
そう言ってたか君は下のような図を示しました。

こう :全然違います。このように線をいっぱい入れた理由は,どこからでも電気が送られるような感じになっているかなと思って・・・

たか :こう君に質問なんですけど,横の方の口金は電気を通す物だから,
そんなにいっぱいどう線はいらないと思います。ゆい :りんさんに質問なんですけど,りんさんのは,ただぐるぐるになっているだけで,ほどいたらたか君のと同じになるんじゃないですか?
C :あ~,確かに!
予想を出し合う中で,「豆電球の中の回路はどうなってるの?」という思いが高まってきた子どもたち。ここで,口金部分を切り開いた豆電球を提示しました。子どもたちは自分の予想と,あるいは,友達が出した予想と比較しながら豆電球をのぞきこんでいました。
豆電球の中の回路は意外とシンプルだったことに驚いていた子どもたち。学習の最後には、乾電池の+極からどう線を通って豆電球の中へ入り、ぐるりと回って乾電池の-極に戻ってくることを確認しました。
この日の振り返りには、初めて見て驚いたこと、豆電球内部の回路が分かっておもしろかったことなどが書かれていました。
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