3年理科 あかりのつくしくみ⑥ ~ソケットなしであかりがつく?~

公開日: 2016年2月25日木曜日 3年


豆電球の中に回路があるのかどうかを問うと,「あります!」「だって,フィラメントが光っているから」などの声が挙がります。豆電球の中に回路があるならば,ソケットを外して,直接豆電球と乾電池をどう線でつないでもあかりはつくはずです。そこで,豆電球と乾電池のつなぎ方を予想することにしました。すると,以下のような4つの方法が出てきました。(左から①②③④の順)


こうた :(①の考え)豆電球を完全に閉めないとあかりがつかなかったから,豆電球の下がどう線と合わないとあかりがつかないんだと思います。
たか  :(④の考え)ぼくがソケットを見たときは,片方のどう線が下の方に入っていて,もう片方は,外側の口金の方に行っていたから,こうた君の考えはちがうと思います。

T   :おとさんは違う予想をしていたんですけど,その考えを教えてください。
おと  :(③の考え)どう線はかん電池についているから,(豆電球につけるどう線は)同じ所でも大丈夫だと思いました。
しゅん :ぼくは,ソケットに回すところだからおとさんのはちがうと思います。
おと  :家でやってみたときに,このへん(ガラス球の下)につけたら一瞬光ったので,ここかなって思いました。
果たしてどのつなぎ方にするとあかりがつくのでしょうか?。実験開始!
1分もたたないうちに,「ついた!」と声が挙がり,次々に豆電球が点灯していきます。全員が点灯させたことを確認し,結果を出し合いました。
 この結果を見たしゅん君は「-極からのどう線がこっち(フィラメントにつながっているどう線)+極からのどう線がこっち(フィラメントにつながっているどう線)につながってスタンバイができて,フィラメントが光る。」と発言しました。これは,豆電球内部の回路を考察する発言だったのです。
しかし,しゅん君の出だしの「ソケットを見たんですけど」に話を戻し,ここで,ソケットの2本のどう線のつき方を拡大投影機で確認する活動を行ってしまいました。みんなで赤と緑のどう線のつき方が,実験の結果と同じであることを共通理解することはできましたが,考察となるしゅん君の発言を切る流れとなってしまいました。
この続きは次号で・・・

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