「なんで燃えないの?」6年 ものの燃え方①
公開日: 2017年5月23日火曜日
子どもたちにはじめに提示したのは,3種類の形の違う木材ブロックです。
次のようなルールを定めて,火をつける試しの活動をしました。
1 3種類すべてを必ず使うこと
2 合計で10個を積み上げること
3 点火場所は1カ所で20秒まで
子どもたちが積み上げたもののはじめは次のようなものでした。
高さはまちまちながら,9班中8班は,ちょっと火がついては消えてしまうのです。
火がついた1班もトレイで風をたくさん送ってようやくついた感じです。
「なんでつかないの?組み方が悪いの?先生,やり直していいですか?」
何度か積み方を変えながら着火点も変えながら試しをくり返します。
すると,ちらほらと燃え続ける班が出てきました。
しかし,最後まで1班だけは火が燃え続けるところまでいくことができませんでした。
とっても悔しそうでした。
その後,気付きや疑問をノートに書きました。次のようなことが挙げられました。
なぜ,燃えなかったのだろう。すぐに火が消えるのは,積み方が燃え方に関係しているのか。
なぜ,燃える時と燃えない時があったのだろう。木と木の付け方(くっつける?はなす?)
どういう仕組みで燃えているのか?
なぜ積み方によって燃え方が変わるのか。
タワーみたいにしていたら全然燃えなかったけれど,崩して少し平たくしたら燃えはじめた。なぜなのだろう?
ビンの中でものを燃やしたらどうなるのか。あおいで空気を送ること(空気を入れ替わらせる?)ことに効果はあるのか?
今日は,空気ががんがん入ってくる中でやったから,反対に密閉したものの中ではどのように燃えるのだろうか。
燃えるための条件はあるのだろうか?
全員の考えをプリントにして配り,どんなゴールに向かっていくか,次時は話し合っていきたいと思います。
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