4年電気単元におけるLEDの教材化②
公開日: 2019年5月27日月曜日
乾電池は単1から単4まで,どれを使っても良いことにして好きな大きさを選ばせましたが,迷った末に単1が大きいからきっと明るく光ると思い,全員が単1を選びました。しかし・・・
「豆電球は光るのに,LEDは光りません・・・。」
「豆電球も,あんまり明るくない。」
子どもたちはライトの試作をしますが,乾電池1個では,単1~単4どの乾電池を使っても豆電球は明るく光らず,LEDは点きもしないという「壁」に出合いました。「電球は電池に繋げば明るく光るもの」という日常生活において「当たり前」と思っていたことが通用しない事象に出合ったことで,子どもたちの追究意欲が高まります。ライトの条件は,「明るく長持ち」そして「ケースに入りきる」ように回路を組むこと。子どもたちは乾電池を2個3個と増やしていきますが,並列につないでも点きません。しかも電池を増やしすぎるとケースに入りません。またLEDには整流作用もあるため,向きにも気付かなければいけません。結局,試作活動でLEDを光らせられた子どもはいませんでした。これからのグループでの追究が楽しみです♪
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