第3学年「めざせ!ジャストストップ」第1時 車を動かす力を感じる
公開日: 2023年11月27日月曜日
この時間は、車を作るところから始めました。そして、作った車にプラスチックコップを取り付けていきます。
20分くらいで作り上げることができましたので、残りの時間を使って、「ものを動くときには、そこに力が働いていること」を実感できるように、作った車を手で押して動かす活動をしました。子どもたちは、車を動かすときの手ごたえを感じていきます。
T :今日は手で押してみましたよね。
そらお:手では難しいです。
C :停めるのは簡単だと思ったけど、ぜんぜん簡単じゃなかった。
T :手で押してみて、どうでした?
こうじ:強く押しすぎると、あっちにいってしまって、弱くよすとあまりいかない。真ん中のところで、おもりを3つでやっていてとどかなかったから、おもりをへらしてみたけど、それでもとどきませんでした。だから、遠い位置からするときはおもりを減らした方がいいと思います。
きよな:おもりをたくさんいれたときは、手にずっしりくる感じで、おしたらあんまり進まない、でも、同じちからで押したときおもりを入れなかったら軽くてビューっと行ってしまいました。
りんな:私は、とおいところは強めに押して、中くらいのところはやさしく押して、近いところはやさしく押していくとうまくいきました。あと、おもりをたくさんいれたら、強い力で押さないといけなくて、おもりが少ないときはそんなに力をいれなくてもかるく進みました。
T :もうすぐ時間になるので、今日は手で押してみて、押した感じはどうだったのか。振り返りに書いてみましょう。
全体では、あまり時間をとることができなかったので、この日は振り返りに手で押してみてどんなことを感じたのかを書くようにした。振り返りには、以下のような記述があった。
・近い時には、弱くして、それで入りました。中くらいのときは強いと弱いをほどほどにして、遠いところは強くしました。遠いところだからといって強くやりすぎると通りすぎてしましい、だからといって弱くするととどかなかったので、難しかったです。
・分かったことは、強く押すと行き過ぎる。弱くすると手前にとまるということが分かりました。だから、おもりを2個くらい入れて、ちょうどよいくらいに押すと、もう少しのところで止まりました。でも、たくさん入れると、同じ強くおしても、おもいので手前にとまってしまうことがわかりました。
手で車をおしたことにより、ゴールまでの距離によっておす力をかえていかなければならないこと、遠くにすすめるときはつよく、近くのときは弱くするということを手で感じることができた。
また、おもりのおもさにより、動かすために力の入れ方がかわっていくことも感じることができた。
次の時間は、ゴムを提示して、今回手の力で車をおしていたものを、ゴムの力を使って動かすようにする。ゴムで車を動かしたときも、手で車を動かしたときと同じように力が働いていることを実感させていきたい。
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