第3学年「探れ!ものの重さのひみつ」教材紹介

公開日: 2024年2月5日月曜日


 令和5年度 熊本大学附属小学校 研究発表会が近づいてきました。

今回は、第3学年「ものの重さ」の単元で授業をさせていただきます。子どもたちは、普段の生活の中でいろんなものの重さにふれています。

 例えば、近くの川原に行けば、いろんな石が落ちており、それを拾って川に投げて遊んだり、たくさんの石を集めたり、重ねたりして、お城やタワーを作ったりしたこともあるでしょう。そんなときに子どもたちは、この石はおもいな、この石は軽いななど体でその石の重さを感じています。しかし、「この石は大きいから重い」「この石は小さいから軽い」など、石の重さの違いは石の大きさによるものだと思っていることが多くあります。子どもたちに、重いものは?と問うと、大きな石やたくさん入っている給食の食缶と答える子どもがたくさんいました。重さは、単純に大きさや量による違いであると思い込んでいる子どもも少なくありません。

 そこで、物質ごとのものの重さに目を向けさせるためには、物質の大きさを同じにして同体積にして、重さを比べていく必然性をもたせることが必要であると考えました。それで、今回は、重さの異なる4種類の油粘土を使って単元の導入をすることにしました。準備した粘土は以下のものです。

 粘土を使うことによって、自分たちで体積をそろえながら重さを比べることができます。

今回は、どんなものを使って単元の導入をするのかを紹介しました。次回は、「ものの重さのひみつ」を自ら追究していく文脈をどう作っていこうと考えているのかを紹介します。



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