第5学年「流れる水のはたらきと土地の変化」❸めざそう!水文マスター

公開日: 2024年9月22日日曜日 5年

ねらい:クラスで大きな白川モデルを作ろう!

指導上の留意点:砂場全体に白川モデルを製作することで、単元の目的意識を明確にできるようにする。その上で、砂場で思いっきり体を動かしながら、白川モデルを製作し、水を流してみることで、「大きなモデルでは曲がったところで洪水がおこりやすいのかどうかがわからない」や「実際の白川のように傾きをつけて実験したい」という思いを引き出していく。 

写真は中央火口丘あたりを掘っている様子です。みんなで何かを作る活動っていいですね。遊びの中に学びあるのだと実感しました。

2枚目の写真は完成間近の白川モデルの様子です。赤線が外輪山、青線が白川(手前は黒川)です。部分ごとに水を流して試す中で、「あれ?黒川ってどっちから流れるんだろう」「立野の方から逆流してるけどあってるのかな?」と前時までは全く気づかなかった立ち止まりが起きました。子どもたちは3Dモデル(立体地図)を見比べながら、「立野の方に流さなきゃいけないから、黒川の始まりのところを高くしよう」と、協力して修正する姿がありました。

しかしながら、土地の傾斜なんてお構いなしで製作していた子どもたちは、「ぐねぐねのところまで水が行かない」などと、次から次に新たな悩みが生まれます。結果として、深く掘ることでどうにか傾斜がついた形ですが、蛇行部分では川がとても深くなってしまい(もはや崖でした)、調べたいことを明らかにできなかったようです。(一定の満足感はあったようでしたが…笑)

この困り感や問いを基に、次時はグループごとに傾斜をつけたモデル実験に移行します。この時間はここまでです。(赤星愛)

次時はこちらhttp://rika-kumadaifuzokusho.blogspot.com/2024/09/blog-post_24.html

  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

0 件のコメント :

コメントを投稿