第5学年「流れる水のはたらきと土地の変化」❹❺めざそう!水文マスター

公開日: 2024年9月24日火曜日 5年


ねらい水の力強さを調べる。
指導上の留意点:「白川には支流があるから水が流れる道を増やした方がいい」や「白川はもっと蛇行しているから水が流れる道を曲げた方がいい」といった発言を取り上げ、子どもの思いに基づく実験を設定する。

「ぐねぐね(蛇行部分)は洪水すると思っていたけれど、深く掘りすぎて実験で確かめられなかった」という振り返りを全体共有し、グループごとに実験していくことについて確認をしました。そのうえで、りょうさんの振り返りを紹介。
確かにそうです。前時は平坦な砂場にモデルを作ったので、水が海の方まで流れないという困り事があったのです。そこで、今日は①板とブロックを用いて傾斜をつけること、②板の上に白川モデルを作ることを確認し、子どもとともに問題「流れる水が白川にどんなえいきょうをおよぼすか」という問題を設定しました。
写真は白川モデルをつくる子どもの様子です。手前が阿蘇、奥(青いプラ段)が海です。
次に、水を流していきます。白川の二つの水源から水を流し、変化を観察していきました。
気付きは付箋に書いて、他のグループと共有できるようにしています。
ピンク:氾濫黄色:崩れる水色:運ばれる緑:その他の気付きです。)
実験を通して、子どもたちはカーブの部分で川が氾濫しやすいことを見いだしていきました。
一方で、「氾濫しやすいのはカーブのどの部分?」と問い返すと、「カーブの後」「カーブの前」「カーブの途中」でズレが生じています。子どもたちとしては、カーブの形状がグループごとに異なっていたので、再現性が得られなかったと捉えているのです。

次時は、子どもの思いに基づいて、高さ、カーブの形、水の量、川の深さを揃えて実験をするのか…。いろんなカーブを取り出して、一般化に向かわせるのか…。おもしろくなってきました。(赤星愛)





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