【4年理科】「月と星の位置の変化」(第1時)〜みんなで旅をしよう!夜空の案内人〜

公開日: 2025年9月26日金曜日 4年

4年生の理科を担当している吉田沙也加です。

月と星の位置の変化の学習は、7月に行なった夏の星の学習の復習からスタートしました。

夏の大三角やさそり座、うしかい座などの星座のこと。織姫星や彦星、そして天の川のこと。星によって明るさや色が異なることなど…。そして、3Dプラネタリウムソフトウェア「Stellarrium」を使って、タブレット上で星空を見たこと。でも、みんなで本当の星空を見ることはできていません。


T:どうにかみんなで星空を見る方法はないかなって思っているんだけど…。

C:学校に夜来よう!

C:いやそれは無理だよー

C:小さい頃に部屋を暗くして、小さな機械を使って見たことがあるよ。

C:プラネタリウムだ!

C:行けるかわかんないけど、熊本博物館のプラネタリウムは?

T:行きたいよね。熊本博物館に行くことも計画してみようか。でもね、今見る方法があるんだけど…。


そこで、国立天文台ハワイ観測所山頂施設(すばる望遠鏡)周辺の現在の様子を撮影した「すばるライブカメラ」を紹介しました。設置されているマウナケア山頂付近は、大気が安定していること、湿度が低いこと、夜空が暗いことなどの条件が揃った場所で、ライブ映像も比較的鮮明です。

子どもたちには、まずこのライブ映像をスクリーンショットした2枚の写真を見せました。


C:えー!時間が経つと星の数が増えた!

C:さっき作った三角形がわからなくなっちゃった…

C:カメラの向きが変わったんじゃない?

T:これ周りの建物や山をよく見て。動いていないんだよね。

C:本当だ。変わってない。

T:星や月はどうなったんだろう?


ここから、子どもたちの予想が始まります。


C:星は全部一緒にまとまって動いていると思うな。

C:太陽と同じように動くんじゃないかな。

C:星はバラバラに動いているんじゃないかな。散らばっていく感じ。

C:月が動いていって暗くなるから、見えなかった星が見えるようになるんじゃないかな。

C:あー


子どもたちとまとめると、バラバラ説、まとまって動く説、月は動くけど星は動いていない説の3つに分かれていそうです。

振り返りのカードにもそれぞれの思いが出てきました。


たくさん意見を出し合ったところで、この時間の学習は終わりです。
次回は、月の勉強に入っていきます。

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