3年理科 あかりのつくしくみ⑤ ~電気は回ってる?~
公開日: 2016年2月15日月曜日 3年
子どもたちが予想した電気の流れは2つ。「両極から出て合わさる説」と「片方から出て回る説」。圧倒的に「合わさる説」が多く,「回る説」の子どもは自信のない様子。実験として次のように乾電池1個に対して豆電球を2個つなぐ方法を提示しました。
T :豆電球のところは通り過ぎるってこと?
みゆ :(うなずく)
こう :ぼくもみゆさんと同じ考えなんですけど,片方だけしか電気が通っていないので,あかりはつかないと思います。
こうた:おとさんやこう君の質問に答えられるんですけど,みゆさんの言った集まるところはねじれているので,そこで,プラスとマイナスが入れかわるんだと思います。(手をクロスにする動作)
T :交差するってことですか?
こうた:はい。交差して入れ替わって・・・
おと :今こうた君が言ったのは,回る方法だと思います。こうやって(左右からきた電気が交差する動作)こうなる(反対の極に進む動作)から。
実際につないでみるとあかりが点灯しました。しかし,豆電球1個の時と比較して明るさが暗いのです。この現象を見た子どもたちは「電気が半分ずつになる」「電気が2つの豆電球に分けられる」などと発言し,新たな発見をすることができました。
結論として,「合わさる説」では説明ができず,「回る説」だと納得へ向かうことができた子どもたち。尚,+極から電気が出ることについては伝えました。この日のまとめを「電気は片方の極(+極)から出て回る」として学習を終えました。
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