灯れ!マイ空き缶ランタン②

公開日: 2023年6月20日火曜日

灯れ!マイ空き缶ランタンの第2時です。

早くランタンができた児童は、まず、ミニ暗室で試しました。

ミニ暗室は、防炎スプレー(約1500円/100mL)を吹きかけた段ボールに、ステンレスバットを入れたものを使用します。

全員ができたところで、部屋を暗くして試してみました。


実験後は、黒板回りに集まって気付いたことを共有しました。

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T:実際に暗い部屋の中で試してみて、どんな気づきがありましたか?

ゆか:ふたをしたら火が暗くなった

T:実際にそんなことが起こった人?

C:(10人くらいの挙手)

そら:変わらないんじゃない?

ゆか:5分後くらいに写真を撮り比べると分かりました。

T:暗くなった以外に起こったことはありましたか?

みな:火が消えてしまいました。

C:(多くの挙手)

りか:ふたをしたら火が消えて、火が消える前に蓋を外したら元に戻りました。

ゆうしん:空気が足りないんだよ。

T:空気が足りないってどういうことですか?

ゆうしん:穴が小さいから、そこだけじゃ空気が入ってこれないんですよ。

T:なるほど。空気が入ってこないといけないんですね。他に原因が考えられますか?

みさ:二酸化炭素が多すぎたから。

T:どこに?

みさ:缶の中に多すぎたんです。

そら:下の方に穴がないと、二酸化炭素が下りてこないんで、、、二酸化炭素は空気よりも重いので、缶の中に下の方に穴が開いていないと、どんどんたまっていって、やがて”ろう”のところまできて、火が消えるんじゃないですか。

T:ということは、ゆうしんくんのと似ていますけれど、ちょっと違う視点ですね。二人とも自分で開けた穴に着目していますけれど、ゆうしんくんは開けた穴の大きさとか数に着目していますね。

ゆうしん:はい

T:そらくんは穴の位置とか場所が大事じゃないかってことですね。それとこの二酸化炭素っていうのは、、、

C:ちょっと違う。

T:これは気体の成分にも着目すると、火をもっと長く付けられるかもしれないってことですね。

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板書で工夫したり調べたりできそうなこととして、「穴の大きさや数、位置」と「気体の成分」という2つの視点をまとめました。
また、前半に出された火が付かないということや、付いてもあまり明るくないという困りごとから、単元の主題「火を長く、明るく付けつづけるには、どうしたらよいのだろうか」を立ち上げました。
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