4年理科「とじ込めた空気や水」(2時間目) ~目指せ!ハイパー水鉄砲クリエイター~
公開日: 2023年6月27日火曜日 4年
水鉄砲を操作した前時を思い出し,空気を入れた時のペットボトルの中の様子を絵や図で表す活動から始めた子どもたち。ペットボトルがぱんぱんに膨れたことや,空気の圧力があったこと,空気の泡があったことを振り返って,絵や図で表そうとするのですが,うまくかき表すことができず,困っている様子です。
T:空気でパンパンになっているペットボトルの様子をかこうとしてるけれど,まだ難しそうですね。もともと,ここ(ペットボトル)には何が入っているの?
C:空気。
C:もともと空気が少し入ってて,ポンプで入れていくと,空気がもっと入る。
T:もともと空気が入っているのに,どうやって入れるの?
CC:えーー!
C:追加した。
ようた:ごはんのお代わりと一緒ですよ。給食のごはんにご飯を増やしたのと一緒です。
C:ペットボトルはもともと,膨らんでいないじゃないですか。もともとはちょうどいい空気の量が入っていて,空気を入れると,ちょうどいい量から増えて,パンパンになる。
T:ペットボトルにはもともと空気が入っていたんですよね。さらに空気を入れたことは分かりました。で,もともと入っていた空気はどうなったの?
かおり:バスみたい。
ひかり:バスって人が入ってくるじゃないですか。もともといた人がもともとの空気で,後から乗ってきた人が新しく入れた空気で,バスみたいだなって。
かおり:空気がパンパンになるってことは,かなりたくさん人が乗っているってことで,混んでいるってことですよね。満員。
T:もともと乗ってた人はどうなったの?
C:ぎゅうぎゅうになって,詰め込まれた。
C:詰め込んでみたい!
そこで,シリンダーを用いて,空気を詰め込んでみる実験に取り組みました。実験を通して,シリンダーの半分あたりまで空気を圧せることに気付いた子どもたちは,授業の冒頭でかこうとしたモデル図を書き換えていきました。初めは色を塗っただけの子どもも,「圧す力」を表現した矢印を付け加えるなど,モデル(図)を更新していきました。
授業後,ようたくんが「先生,ぼくは注射器に水を入れてやってみたいです。」と言いに来てくれました。彼は,空気を入れると水も圧し縮められて体積が減るのではないか,という思いを持っています。次時は水の性質を追究することで,主題の解決につなげていきます。
★次時はこちら★
4年理科「とじ込めた空気や水」(3時間目) ~目指せ!ハイパー水鉄砲クリエイター~|理科 (rika-kumadaifuzokusho.blogspot.com)
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