4年理科「とじ込めた空気や水」単元導入(1時間目) ~目指せ!ハイパー水鉄砲クリエイター~
公開日: 2023年6月26日月曜日 4年
単元開きでは,水鉄砲で遊ぶところから始めました。おもむろにペットボトルと空気入れを手にした教師を見た子どもたちは…
しゅん:なるわけないよ。
実際につないで空気を送り込んでみると,水鉄砲から水が飛び出しました。
CC:おぉ~!
しゅん:なんで今飛んだ?!
CC:空気だよ。
T:少ししか飛んでないね。みんなはどんな水鉄砲にしたい?
しゅん:遠くまで飛ばしたい。あと,時間を長くしたい!
あや:威力を強くしたい。
演示で何回か水鉄砲に挑戦しました。
T:より遠くや長くや強い勢いにするには,何が関係しているのかな?
CC:水圧
CC:空気
しゅん:ペットボトルを閉めて,空気が入ることによって,水が押し出されるから,空気と水が必要。
C:水の量と,空気の量。
つよし:水の量は関係してる。僕は水が満パン(満タン)の時が一番強く飛び出すと思うんですけど,その理由は,空気が水を圧して,水がホースを通って出るんですけど,水が満パンの方が上にあるから,時間が短縮できるから。
このように,子どもたちは仮説を立てたうえで,グループでの実験に入りました。しかし,そう簡単に遠く・長い時間水を飛ばし続けることはできません。水を満タンにして試すグループもいれば,水と空気を半々にして試すグループもあります。大半のグループがそれほどうまくいかない中,あやくんのグループあたりから「めっちゃ飛んだ!」という声が聞こえ始めました。そこで,全体で共有することにしました。
あや:(空気を)ためこんだら飛んだ。チューブをおさえてビューーーンって。
その様子をクラスメイトの前で見せてもらいました。一人がチューブの先端を指で押さえて,水が漏れないようにしているのです。その意味を確認した後,教師がクリップで先端を止めることを提案し,再びグループでの実験に戻りました。すると,先ほどよりうまくいきはじめたようです。
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